「女性に対する暴力をなくす運動」を前に、啓発活動を行いました。
DV (ドメスティックバイオレンス)とは配偶者など親密な関係の相手からふるわれる暴力のこと。
「なぐる」というような身体的な暴力はもちろん、精神的な暴力、経済的な暴力、性的な暴力、社会的な暴力、子どもを利用した暴力などもぜんぶDVであり人権侵害です。
DVは少し前まで、夫婦間の問題(痴話げんか)などとされて長期に渡る深刻な被害が見過ごされてきましたが、2001年に配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(配偶者暴力防止法)ができて、DVの防止と、被害者の保護や自立支援が進められるようになりました。
加害者は「従わない方が悪い」というような言い方で相手を責めて、支配し服従させようと暴力をつかいます。
男性による暴力が多くを占めますが、その根底にあるのは
- 男は仕事 女は家庭 という固定的な性別役割分担意識
- 男が女を養う というような主従関係
- 男は強くあらねばならぬ。女は素直で従順であれ。というような固定観念
- 男女の社会的地位や経済力の格差
- 問題解決のためには仕方ない、という暴力を容認する考え方 etc
これらは、だれも幸せにならない考え方です。
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