9月1日、大分県庁で「多様な性への理解を広げる」をお題に話しさせていただきました。
「大分に暮らす価値」は人によってさまざまでしょうが、選ばれる地域になるために『ジェンダーギャップの解消』は絶対必要なことの一つ。男/女の二項対立ではなく、性は多様だということに光を当てれば、性別の役割分担やジェンダーの決めつけに縛られないおおらかな空気がひろがると思います。
ここ数年、性的マイノリティへの理解が進むのと並行して、誤解や偏見に基づくヘイト的な言論も増えているのはとても残念でこわいこと。100人いたら100通りと言われるように誰もが違った性を生きているのだから、自分らしく暮らすという「当たり前」に誰もがたどり着けるよう、わたしたち一人ひとりが行動していくことが大切。
同時に、制度的・構造的な差別をなくしていくことがとても大切。
例えば、
「好きなひとと結婚する」っていう権利(しあわせ)に誰もがアクセスできるようにするにはどうしたらいいかな?って試行錯誤することは、幸せな地域づくりのための大きなヒントになるはず。
[だれもが自分らしく暮らせる大分県]的なスローガンはよく聞きますが、大切なのは中身。
「子育て満足度日本一」もまず、ジェンダーギャップの解消があってこそかなうもの。
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