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山内流を知ってもらうための講習会

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匹田くみこ「山内流を知ってもらうための講習会」画像

7月5日と7日、市内小学校のプール授業で山内流を知ってもらうための講習に行きました。

 

写真の日は5年生。

 

山内流は、200年前(江戸時代後期)に山内久馬勝重が臼杵に伝えたもので、日本泳法13流派のひとつです。

 

バタ足や浮き身から入って水と仲良くなった後、基本泳法の「本体」と「あおり足平泳」などに挑戦しました。

 

クロールなどの競泳と比べて、疲れにくく長く泳げるのが山内流の特徴。

海に面した臼杵市で、武芸として武士が修練したものとされ、立ち泳ぎしながら弓を放つ「弓術」や空砲を撃つ「砲術」、筆で文字を書く「水書」、着物を脱いだり着たりする「衣服脱着」。手足を縛ったまま泳ぐ「手絡み足絡み」などがあります。

 

海で大きな旗が振られる様は悠々としていて、歴史の重さを感じます。ふるさとの自慢。

たくさんの子どもたちに山内流に親しんでもらい、いのちを守るための技とこころを身につけ、伝統をつないでほしいです。

 

今夏の游泳所は7月23日から8月10日まで。

 


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コメント: 3
  • #1

    ふくだ (月曜日, 15 1月 2024 20:48)

    泳げない私が、S39年小学校5年夏休みの時に 上浦小学校前の浜辺で山内流教室に臼杵駅前からバスで通い最終日に一定距離を横泳ぎをして泳ぎきりました。また確か火縄銃を持って立ち泳ぎや海岸から津久見島?一周の遠泳もありました。初心者の参加者は結構いました。

  • #2

    ひきだくみこ (火曜日, 16 1月 2024 17:04)

    その頃は、まだ上浦の海で游泳所が開かれていたのですね。子ども時代に自然に親しんだ思い出は消えることがありませんよね。子どもたちのそのまた子どもたちに継いでいきたいものです。

  • #3

    ふくだ まさる (火曜日, 23 1月 2024 21:25)

    私は、臼杵小学校5.6年生でした。学校には プ-ルがありません。水泳教室は、上浦海岸でした。初め泳げなかったので学校の先生に黒島(三浦按針漂着)へ連れて行ってくださって そして小舟から海の中へ投げ込まれ 死ぬ思いでバタバタしました。当時の更衣室は、映画[なごり雪]の更衣室の場面と同じで、懐かしい思いがあります。山内流で バタ足
    海中で浮く練習より泳げるようになりました。東中2年生までの4年間臼杵市には感謝しています。
    大阪府在住