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臼杵市議会3月定例会(その2)

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匹田くみこ(匹田久美子)「臼杵市議会3月定例会(その2)」画像

3月24日臼杵市議会3月定例会が閉じました。

私が属する教育民生委員会と予算委員会で審議した議案について可決された内容を報告します。

 

[教育民生委員会報告]

  • 「臼杵市子ども医療費の助成に関する条例の一部改正」・・・
    赤ちゃんから小中学生までの入院・通院にかかるお金が全て無料となります。(今年7月から)
    ※これまでは、小中学性の通院は500円/1回でした。
    ちなみに臼杵市では令和元年度から「妊産婦医療費助成事業」を実施していて、今回の改正(医療費助成の拡充)により、妊娠中〜出産〜中学生までの子育て期にかかる医療費が実質ゼロとなります。

  • 「臼杵磨崖仏管理条例の一部改正」・・・
    磨崖仏岩体の凍結防止(岩体が凍ると劣化が進むそうです)と防犯対策などのため、古園石仏、山王山石仏、ホキ石仏第1群・第2郡の公開時間を午前9時から午後5時までに見直すものです。

ほかに、「臼杵市国民健康保険税条例の一部改正」「臼杵市医学生等奨学資金に関する条例の一部改正」 も可決。

請願「市立小・中学生の健全な成長、発達のための教育活動を求める請願」については臼杵市議会先例申し合わせにより、請願の紹介議員が本委員会の委員であることから審議未了としました。

 

 

[予算委員会報告]

臼杵市3月定例会報告(つづき)。

 

合併後最大の規模となった令和4年度の予算総額は 227億7298万5千円です(前年に比べて19億3492万3千円増えている)。

予算増の主な原因は、ピーマン選果場や防災施設の整備事業、清掃センター周辺の環境整備事業 などの大型事業の取り組みによるものです。

臼杵市の財政状況は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、法人市民税の入りが減り、加えて人口減少による納税者数の減少により個人市民税の減額も見込まれています  。

※令和4年度を、令和元年度(コロナ前)と比較すると約1.3億円の一般財源の減少。

予算編成方針として、これまで以上に厳しい事務事業の取捨選択を行う中で、中長期の展望を見据えた選択と集中の経営管理を図るという考えが示されました。

 

キーワードは「選択と集中」だと思っています。より幅広く市民の声を拾いながら、広域に長期的に 俯瞰で見るような視点が大切だとおもいます。